今から7年前の2015年に、梅の種を植木鉢に植えました。
その梅を庭に移植して、7年目、ついに実りました。
数はすくないですが、種から梅が実ったのは、すごいことだと思います。
梅干し作るときに、傷んでしまった梅を捨てるのもどうかと思って、
土に埋めたのが始まりです。
種を蒔いた翌年に発芽し、成長に応じて植木鉢のサイズを変えていきました。
そして、50cmくらいの高さになった頃、
家の庭に植え付けました。その数、20本ほど。
雪で折れてしまったもの、枯れてしまったものもあります。
それでも、7年目にして、花咲き、実ったのは本当に嬉しい。
種からでも、蒔けばなるかもしれない、と思ってました。
20本も、と思うかもしれませんが、
たくさん種をまいて、結果を待つ。
無農薬や自然栽培の王道だと思っています。
自然の産物なので、全てが思うようにいかない。
失敗も多い。 だから種はたくさん蒔く。あとは天におまかせ。
苗木を買う、という手もありますが、
苗木はある程度管理していかないと、行けないと思います。
購入した、みかんやレモンの木は、雪で壊滅でした。
種から育ったものは、やっぱり強いと感じます。
種からだと、時間がかかるのが欠点かと思いますが、
急がないなら、5年、10年、あるいは、20年先を見込んで種を蒔く、ことも考えて良いのではないでしょうか?
種からだと、愛着もわきます。
しっかりと根を伸ばして、育っていく姿は頼もしいものです。