死別してから、1年以上経過しています。
どうしても、毎日、後悔する時間がきます。これは避けられませんし、無理に
押さえつけるものでもありません。
ただ、このままではいけない、前に進むにはどうすれば良いだろうか、
今までずっと考えてきました。
出した結論は、
過去のことを振り返って、全て自分のせいにしても
無理がある。人が亡くなる原因は、あらゆる可能性があり、正直、
わからない。
わからないことに悩み、後悔し続けることは、
何の解決にもならない、と気がつきました。
反省や後悔は良いと思います。ただ、あまりにも時間を割くことは
いかがかと。
過去のどうしようもないことに、多大なエネルギーを使っていることに気がつきました。
どうせ、私もいつか死ぬ。 いつかはわからない。
だったら、過去に後悔する力を、これから生きる
未来に役立てていこう、
何か、誰かの命を助けることに力を入れていこう、と決めました。
私は、自然農法で野菜作りをしています。 生き物を多く見ます。
一方で、道を歩いて見かけるのは、多くの生き物の屍です。
いますぐできることの一つは、
毎朝歩く時に、出会う生き物を救うことです、
例えば、今の時期は、毛虫が道路を横断します。
車に踏み潰されている姿があまりにも多い。
そんな毛虫をさっと手に取り、草むらに戻す。
毛虫といっても、命という点で見れば、人と変わりません。
小さな命を救う朝のちょっとした時間、これが小さなスタートです。
まだまだですが、これから出来ることの活動を
考えて動いていきます。